出産

目覚めへの旅 Ⅳ

Posted on 2013-08-03
stairway to heaven

年が明けて2012年3月。我が家にとって、重大な出来事がありました。

Mの妊娠が発覚したのです。

わたしの心の中は、多くの喜びがあると同時に、親になることへの恐れがありました。

その恐れは、以前の記事に書いたように、わたしは両親から「無条件に愛されている」と感じることができないまま育ち、それが大きなトラウマになっていたからです。

そしてそのトラウマは、その時点では、まだ癒されてはいませんでした。

以前、雑誌の記事で「虐待を受けた子供は、自分がそれで苦しんできたはずなのに、親になると自分の子供を虐待してしまう確率が高い」ということが書かれていたのを覚えていました。

それと同じように、親の無条件の愛を感じずに育った子供は、親になると無条件に子供を愛することができないのではないかと思ってしまったのです。

そんなわたしの心配など関係なく、Mのおなかは日に日に大きくなっていきました。

母体のことを考え、Mは勤めていた会社を円満退社しました。

それからは、体に負担をかけない範囲で、わたしの会社の雑務や経理を手伝いながら、出産に備えました。

昨年末に、大いなる魂からメッセージを受け取って以来、わたしは毎朝の瞑想を再開していました。

瞑想の効果はすばらしく、多くの借金と身重の妻を背負いながら生きて行くプレッシャーに立ち向かうための栄養ドリンクのようなものでした。

朝に瞑想をしなかった日は、精神的に安定しないことが、はっきりとわかるようになりました。


そして、その日は訪れました。

わたしとMが結婚して約1年後の2012年11月のことです。

わたしは深夜の出産に立ち会い、元気な男の子がこの世に産まれてくる瞬間を、目撃しました。

その子の命は、2年7ヶ月前に、天から命を頂いたわたしの命をつないだ子供。わたしにとっては、奇跡の子でした。

病院の先生や妻の前で泣くのは恥ずかしかったので、病院のトイレでひとり大泣きをしました。

命はつながっていく。ただそれだけの単純で、最も美しい波のなかで、わたしは心の底から歓びを感じた瞬間でした。

つづく

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