非言語交信

天使との約束 Ⅱ

Posted on 2013-07-28
Angel winged

光に包まれ、立ちすくんでいるわたしに、その天使は話しかけてきました。

話しかけてきたと言っても、日本語で声をだして話しかけてきたわけではありません。

それは、声なき声、テレパシーに近いような波動による非言語交信でした。

あなたはまだ”玲音という肉体”として生きたいですか?

わたしは、その問いかけの意味を、しばらく考えてから応えました。

「わかりません。正直に言えば、このまま死んでもいいかなとも思っています」

それが、わたしのありのままの気持ちでした。肉体が死んでも魂としての自分が残ることは、頭ではわかっていましたし、今の人生が喜びに満ちたものだったわけでもなかったからです。

苦しくて、本気で死のうかと何度か考えたこともありました。それでも頑張ってたどり着いた場所は、あんなに求めていた世界だったのに、その場に立ってみると、それほど幸せな場所ではありませんでした。

何か特別な幸福感を求めて、ありとあらゆる趣味、娯楽、ギャンブルもやってみました。いわゆる自分探しの旅で世界中を放浪してみました。それらはすべて、わたしにとっては一時の快楽でしかなく、またすぐに満たされない自分に戻ってしまうのです。

この先もガムシャラに頑張って、これ以上に、お金で買えるものや自由な時間、見た目が美しいだけの女性とのセックスを手に入れたところで、自分が満たされないであろうことはわかっていました。

でも、あなたはわかっているのだろう。自分が本当に求めているものが”それ”ではないということが。

天使は、わたしのすべてを知り、わたしのすべてをありののままに受け入れてくれていました。そして、ありのままに愛してくれていました。わたしはその時、物心がついてから、はじめて「完全に満たされる」という感覚を味わっていました。

続く

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